サプリ選びにはコツがあるんです
サプリメントを適当に選んでいませんか?
毎日の食生活が健康に大きな影響を与えるということは今や小学生くらいの子供でも知っている常識です。
ですがわかってはいても毎日栄養バランスがしっかりと整った食事生活を送るというのはなかなかできることではありません。
そこで不足しがちな栄養分を補うために使用をされるのがサプリメントです。
サプリメントは薬と異なり基本的には私達が普段の生活で食べる食品に含まれている成分をまとめたものがほとんどです。
ドラッグストアやサプリメントの専門店に行ってみると、ビタミンCや亜鉛といった特定の成分で販売されているものを多く見かけることができます。
始めてサプリメントを買いに行ったという人なんかはあまりの数の多さにどれを購入すべきか迷ってしまうところですが、そこで注意をしてもらいたいのが一般的にサプリメントと言われる製品にも種類があり目的によって使い分けをしていく必要があるということです。
サプリメントの3つの種類と使い方
私達が一般に「サプリメント」として呼んでいるものは大きく分けて3つに分類ができます。
すなわち「ベースサプリメント」「ヘルスサプリメント」「オプショナルサプリメント」の3つです。
この中で最も種類も多く広く使用をされているのが「ベースサプリメント」で、最初に例として挙げたようなビタミン名やミネラル名で成分がまとめられているものが大半です。
最近野菜が不足しているなという人ならそうしたビタミン類やミネラル類をとっていくことで不足した栄養素を補うことができるので、外食が多い人や体質的に何か改善したいものがあるという人は自分で必要な成分を調べて購入していくという方法がとられます。
それに対して、よくテレビ通販などで紹介されているような天然成分などで健康増進効果があるように宣伝されているものの多くは「ヘルスサプリメント」と呼ばれています。
有名なものとしては黒酢エキスやはちみつ、ブルーベリー、すっぽんエキス、ノコギリヤシ、ミドリムシなどの特定の天然成分を凝縮したというようなタイプのものが挙げられます。
これらはダイレクトにビタミンやミネラルだけを抽出したのではなくあくまでも天然成分をまとめたという製品であるため、科学的な根拠を元に健康増進効果があるというふうに証明がされているわけではないということがよくあります。
ただ非常に食べやすく気持ち的に元気になるので、毎日の食事と合わせて飲むようにしているという人も多いようです。
最後の「オプショナルサプリメント」はヘルスサプリメントよりも薬品としての要素が強くなったもので、薬の成分としても使用されているような朝鮮ニンジンやハーブ類などをもとに作られています。
3つのサプリメント分類の中でも特に効果が大きく、その分副作用の危険性があるものなので購入をするときにはしっかりと注意書きを読んで他に服用している薬との相性なども意識する必要があります。
目的があるとサプリメント選びが楽になる
サプリメントを選ぶときのコツとしては、漠然と「健康になりたい」というような意識ではなくもっと明確に「生活に活力がほしい」「若さを取り戻したい」「肌をキレイにしたい」といった目的を持って探すということです。
目的だけでなく例えば偏食気味であまり食べられない食品があるという人や、脂肪分や糖分が過剰になりがちであるというような自分の食事の傾向や好みからもサプリメントを探すヒントになります。
サプリメントはあくまでも「健康食品」であるため服用する容量が多すぎた場合でもそれがただちに健康に影響を及ぼすということはまずありません。
ですが適切に選ぶためには独学よりも、専門家のいるお店で話を聞きながら選んでもらうというのが一番確実な方法になります。