美容に良いお酒の飲み方とは

飲酒と健康の関係について

会社の飲み会やプライベートでの友人から誘われて女子会を開く機会があるのですが、30代になってから感じるようになってきたのが翌日までアルコールが残るということです。

20代の時にはうわばみと呼ばれることもあるくらいにお酒が大好きで一時期は相当な量まで飲むことができたのに、今ではちょっと深酒をすると翌日にはひどい二日酔いをするようになってしまいました。

その二日酔いもただ具合が悪いというだけでなく、肌荒れをしてしまったり唇や口腔内で炎症が起こってしまったりということもよくあります。

これは間違いなく胃腸の能力が落ちてきているせいだなとは思うのですが、わかっていてもやめられないのが悲しいところです。

酒は百薬の長とは言いますが飲み過ぎるのは明らかに美容に悪影響を与えます。

まず二日酔いになると頭痛や吐き気をしてしまうので周囲から見て不健康そうで見た目の印象が悪くなってしまいます。

それと飲み過ぎると体がむくみやすくなるので、翌朝に顔がパンパンになっていたりしてまぶたが重くなっていたり、足が太くなってしまったりしてしまいます。

飲み過ぎをした日の翌日にはかなりの美容にマイナスになるので、大事な日の前日にはあまり飲まないようにした方がいいかもしれませんね。

悪酔いしないための飲み方

とはいえ楽しいお酒の席で「翌日顔がむくむから」といった理由で断るのはちょっと難しかったりします。

なので美容と健康を維持しつつ楽しくたくさんのお酒を飲むための方法を少し紹介したいと思います。

お酒を飲むときには一緒におつまみを食べるようにしたほうがいいとは良く言われますが、これは胃の粘膜を守るためともう一つアルコールの吸収をおさえて急に酔が来るのを防ぐための役割をするためです。

実際に経験をしたことがあるという人も多いとは思いますが、お腹が減ってたまらないというときに一気にビールなんかを流し込んでしまうとあっという間に酔いが回ってしまいます。

これは空腹時の空っぽな胃ではそのままアルコールは素通りをしてしまいダイレクトに小腸に達してしまいます。

小腸は食べたものの栄養分を体に吸収する役割をするのですが、胃の中に食べ物があるときには出口にあたる「幽門」という部分が収縮しているので一気に流れこむということがありません。

それが固形物が全く胃の中にない状態で液体が流れこむと幽門がほとんど作用しないまま小腸に達するので急激に吸収活動が始まってしまいます。

なお一緒に食べるものとしては高タンパク低脂肪の食べ物にすると胃の粘膜を守りつつ緩やかにお酒を飲み進めることができます。

具体的には枝豆や肉類、お刺身なんかです。

お酒そのものも選んで飲む

私は割りと飲める方なのでどんなお酒でもいけるんですが、女性同士の飲み会のときにはなんとなくワインやカクテルが主流になりますね。

女性にワインが人気なのはポリフェノールなどの健康によい成分が多く含まれていることが知られるようになったからでしょう。

参考>>http://www.charmant-wine.com/tanosi.img/tanoshi03.html

ちなみに同じワインでも健康効果が高いのは若いテーブルワインよりもじっくりと長年をかけて熟成された高級ワインなんだそうです。

古いワインは底におりが貯まるほど濃厚なものもよくありますが、そうしたブドウの成分が凝縮された成分を飲むとより高度にポリフェノールをとることができます。

ただしよいワインでも飲み過ぎてしまっては台無しです。

健康的にお酒を飲むためにはやっぱりよいものを適量、おいしいものを食べながら飲むというのが一番のようです。